文部科学省 「高等教育の修学支援新制度」 対象校/文部科学大臣認定 「職業実践専門課程」 設置校/厚生労働大臣指定養成施設

料理や製菓の様々な分野で活躍している卒業生に、広島酔心での学びやエピソード、夢を叶えるための秘訣、そして現在の仕事のやりがいについて聞きました。先輩たちの話に耳を傾けてみてください。あなたの未来へ続く道しるべがきっと見つかります。

01 谷口 誠治
PROFILE

在学中に人気のイタリアンレストラン「ヴィアーレ」でアルバイトし、卒業と同時に就職。スーシェフとなった後イタリアへ渡り、四つ星ホテルのレストランで修業。帰国後シェフディレクターに就任。2019年7月、自身の店「il nebbio」をオープンした。

西洋料理

何事もあきらめず、
まずは努力することから始めてほしい

il nebbio[イル ネッビオ] オーナーシェフ

谷口 誠治さん

1998年卒 調理師科 [島根県立三刀屋高等学校掛合分校出身]

今でこそ料理づくりからプロデュースに至るまで、さまざまな業務に携わっていますが、就職したばかりの頃は、とにかく今の自分を超えたいという思いで懸命に努力する日々。料理はもちろん、サービス、テーブルコーディネートの講習に参加したり、イタリア語を学んだり、自己研鑽に努めていました。こうした中で思い至るようになったことは、やる前からあきらめず、まず取り組む姿勢を大切にするということ。どこまでできるかは自分次第ですし、挑戦し続けるうちにチャンスが回ってきます。精一杯頑張ることで次の自分が見えてきます。

02 土村 庸平

日本料理

広島酔心で学んだ全てが
現場で役立つと実感

京料理六盛

土村 庸平さん

2008年卒 調理師科 [広島県立向原高等学校出身]

入学時から日本料理店勤務を希望しており、先生の紹介で六盛に就職しました。県外での就職は当初不安でいっぱいでしたが、厳しくも優しい職場の先輩方に支えられ、広島酔心で学んだことを礎に日々頑張っています。まずは目の前の課題をクリアして成長していきたいと思っています。

03 鶴田 直也

西洋料理

多彩なジャンルと基本から得られるヒント
終わりなき努力と変化、発見を大切に

gruta[グルタ] オーナーシェフ

鶴田 直也さん

2005年卒 調理師科 [広島県立五日市高等学校出身]

広島酔心で多様なジャンルを学んだことは今でも役立っており、常に基本に立ち返り、お客さまの気持ちになって物事を考えるよう心がけています。努力は確実に身になり、だからこそ終わりがありません。迷ったらまず一歩進んでみてください。変化を恐れず、新しい発見を。

04 竹下 隆男

中国料理

社会人からお店のオーナーへ
夢を持っていたから頑張れました

中華菜館 竹琳 店主

竹下 隆男さん

1987年卒 調理師科 [島根県立出雲高等学校出身]

「10年したら店を持つ」という目標を掲げ、社会人から一念発起。23歳で広島酔心に入学しました。身につけた調理理論や技術を礎に、33歳で店を構え今年で22年。目標があったからここまで頑張ることができたと思います。現状に満足せず、さらにおいしい料理づくりに取り組んでいきたいと思います。

05 宮本 悦夫

集団料理

広島酔心はカープと同じ
時間をかけて人を育ててくれます

広島東洋カープ 施設部大野寮管理人

宮本 悦夫さん

1978年卒 調理師科 [広島工業大学高等学校出身]

現在、2軍選手が在籍する大野寮で給食調理を担当し、料理を通して選手を支えるために、毎日ひたむきに取り組んでいます。広島酔心の魅力はカープと同じで、しっかり人を育てるところにあると思います。今の自分があるのも先生方のおかげ。料理人としての心構えや精神力を学生時代に鍛えてください。

06 松浦 朝人

製菓

大切な人と楽しむ満ち足りた時間に
愛情いっぱいのスイーツを届けたい

メランジュ・ドゥ・シュハリ広島 シェフパティシエ

松浦 朝人さん

2010年卒 製菓衛生師科 [広島国際学院高等学校出身]

入学当初はうまく作れず落ち込むこともありました。でも毎日放課後に復習して夢を実現。初めて作ったスイーツが店頭に並んだ時の緊張感を今でも覚えています。愛情のないスイーツはどこか欠けて見えます。だから愛情を込め、丁寧な仕事を。大切な人に贈るつもりで、一つ一つと向き合っています。