包丁研ぎや基本姿勢から、食材の扱い方、盛りつけまでしっかり身につけます。出汁の取り方、刺身、焼き物、煮物、揚げ物などの実習で、五味五色五法や季節感や旬を学びます。合わせて日本料理に欠かせない日本の歴史、文学的背景も学びます。
西洋料理の中でも特に基本となるフランス、イタリアの料理を中心に、基礎から応用まで学びます。年間50〜60種類の料理を作り、オードブルからデザートまで、幅広い技術を習得。ワインや香辛料など、西洋料理に必須の知識も身につけます。
中国料理は火加減と素材の下ごしらえが料理の出来映えを左右します。中華鍋の扱い方や材料の切り方など、基本を繰り返し練習して多彩なメニューに取り組み、基礎力はもちろん、応用力まで磨きます。究めるほどに奥深いのが中国料理です。
和菓子は餡作りをベースに四季や文化が息づいた伝統の技を学びます。洋菓子は焼き菓子や冷菓、パン作りなどの基本技術を習得。時代の空気感を取り入れ、幅広く美的感覚を養うことにも注力しています。
ホテルや病院、福祉施設における集団調理を想定した実習です。新調理システムを導入した実習室で全学生の給食を作ります。管理栄養士や専門調理師の指導を受けながら、食中毒予防をはじめ衛生管理の知識、作業の効率化やコストダウンなど、現場のニーズについて学びます。